ライブ放送の記録

交通事故調書の早期開示はなぜ必要か?

●松原トミさん(90)  
1988年、娘の由紀子さん(当時47)が車に同乗中、センターラインオーバーの車と衝突し、受傷。いわゆる「むちうち症」と診断され、入院することなく帰宅した。しかし、数日後にはすでに身体に麻痺の症状が現れ、半年後には車椅子に。その1年後には身体障害者3級に認定されるが、さらに全身症状は悪化し、1995年、5人の子供を残して亡くなった。母親のトミさんは、シングルマザーだった由紀子さんの代わりに子どもを育て、夫の介護にもあたりながら、損害賠償の手続きをするが、自賠責にも任意保険にも「事故と死亡の因果関係はない」と却下された。由紀子さんは損保会社に尾行までされたという。事故から23年たち、トミさんは今年90歳になった。加害者本人の顔はいまだに見たことがないという。そして、交通事故の影響は、今も家族を苦しめていると訴える。

【一言コメント】

現在人が忘れかけている「誇り高き大和魂」を見せられた気がしました。

事故態様は衝撃的な内容でしたが、その苦難を乗り越えたトミさんが、90歳というご高齢でありながら笑顔で話されるそのそのお姿には、後光が差しているようにも思えました。損保の非人道的な対応に苦しめられた家族にとって、生き方を考えさせられる内容の配信となったと思います。

通信環境が悪かったので、音声、画像ともに状態は悪いですが、必見の価値ありです。
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