ライブ放送の記録

全身麻痺の妻につきつけられた理不尽な損保の余命宣告

■9月7日配信
松尾幸郎さん(富山県)松尾さんの自宅より配信(富山毎日新聞同席)
「全身麻痺の妻につきつけられた理不尽な損保の余命宣告」 
2006年7月、妻・巻子さんが車を運転中、センターラインオーバーの車と正面衝突。
巻子さんは全身麻痺の重度後遺障害を負う。加害者側の損保会社は、寝たきり者は長 く生きられないとして「余命4.4年」で損害額を算出してきたが、納得できなかった< 夫の幸郎さんは、訴訟を起こし、余命年数全ての損害が認められた。今年事故から5 年が経過したが、巻子さんは現在も人工呼吸器と胃ろうを装着し、言葉も発せないま ま寝たきりの入院生活を強いられている。夫妻の記録は、『巻子の言霊~愛と命を紡 いだある夫婦の物語』(柳原三佳著/講談社)にまとめらている。(家族ネットの動 画参照)

【一言コメント】

いつもダンディな松尾さんとは2回目の対面でした。

今回松尾さんの放送に至った経緯は、松尾さんからのメールでした。

-------------松尾さんからのメール一部抜粋---------------------

ライブ放送を観ました。 私も自分の体験談を語りたいと思います。 今富山県内で講演会をやっていますが、なかなか〔裁判〕の話まで言う時間がありません******************私にはライブ放送の為に東京に行けませんが、この要約文(事故の態様等)をもっと詳しく 書いたら被害者家族ネットワークの方々に読んで頂けますかね? ご意見ください。

----------------ここまで------------------------------------

当会としましては、理事長レベルの協議の結果、皆様からのご浄財はこういう時のために使うものと判断し、決行にいたりました。

松尾さんには交通事故の体験談以外にも、人生の大先輩としていろいろとご教授いただくことも多く、たいへん貴重なお時間をいただきました。

放送中は、インターネットの無線回線を良好に保つため、リビングの窓を開けっ放しにしましたが、その時、リビング前の公園のセミの声がマイクに入ってしまいました。以後気をつけます。<(_ _)>